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♡出会い系、SNS…最強の浮気対処法♡


「どうしたら浮気を防げるのか」。これまで数々の議論があったこのテーマ。浮気は仕方がないことなのか、それとも防げるものなのか。

多くの方が悩んでいるであろうこのテーマについて、メールや対面での恋愛カウンセリングに定評があり、恋愛成功バイブルとして世界中で読まれている『ルールズ』の日本語翻訳者でもあるキャシー天野さんに、特に男性の浮気について、その傾向と対策を伺った。
どんな男性が浮気をしやすいのか?

「当たり前ですが、恋愛に積極的な人は浮気をしやすいですね。出会ってからセフレのような体の関係を持つまでの期間が早い男性は、“本当に好きかどうか分からなくても、肉体関係を持ってもよい”と簡単に考えているため、他の女性にもすぐに目移りしがちです」(天野氏)。

さらにこんなタイプの男性も浮気をしやすいと言う。

「体の関係があっても、心の浮気はしない、というタイプの男性もいますが、女性がそれを許せるかどうかですね。キャバクラや合コンなどに“本当は行きたくない”、”付き合いだから仕方なく”などと言いつつ行く人は、遊びたくて仕方がない人に多いですね。浮気の可能性がある予備軍の男性です」(天野氏)。

他にもインターネットなど 気軽にすぐ会える出会い系を介して浮気をしている場合、いろいろな人格を使い分けていたり、多数の出会い系サイトを同時に利用していたり、チャットなどでその日限りの相手を探している場合もある。一度に複数の女性と同時進行で浮気することがインターネットでは簡単にできてしまうのだ。このように、一人の女性を大切にできないタイプの男性は、40代後半を過ぎてやっと家族を持ちたいと強く思ったときにしか、変われないこともあるそうだ。

一度の浮気は許すべき?

浮気の次なるテーマは、「一度の浮気を許すべきか否か」という問題。

「浮気をした相手と一緒にいても幸せだと言えるなら許してもよいでしょう。ただ、許すとすれば、完全に許す必要があります。いつまでもくよくよして、相手がふたたび浮気をしないように証拠を見せろ、自分を安心させろ、というような関わり方ではダメです。結局信じあえなくなり、崩壊するカップルがほとんどです」(天野氏)。

今後は何があっても大丈夫、自分は頑張ると心を強く保たないと一度の浮気でさえ、乗り越えるのは難しいようだ。

浮気性の男性とばかりつき合ってしまう

いつも浮気する相手とばかりつき合ってしまう人もいるが、それはなぜだろうか。

「心のどこかで、相手の男性は浮気すると分かっているはずなんです。でも相手を変えられると思ってしまう。しかし相手は変わることがないため、もう生きていけないような焦りを感じてしまいます。これは浮気はしないで変わってほしいという“強い焦り”が、その男性を”すごく愛していること”と錯覚してしまうために起こります」(天野氏)。

そのような錯覚した関係を普通の恋愛だと思ってしまうため、本当に安心できる関係の恋愛があることになかなか気づかないのだと言う。恋の駆け引きを楽しめる相手がよいという人もいるだろうが、そんな関係は永遠に続けられるものではない。自分が安心して付き合える男性を求める勇気を持つことはとても大切なことなのだ。

浮気を防止する方法は?

「一つは、前述した浮気をしやすいタイプ以外の人を選ぶこと。もう一つは、“出会い系サイトを利用して浮気する人は大嫌い”という自分の主張を最初に強く表明しておくことです。とにかく男性よりも強い立場に自分を置かなければなりません」(天野氏)。

天野氏によれば「アメリカ人の場合、浮気を許すという発想自体がない」と言う。そしてこれが浮気の防止効果に一役買っているのだ。
そして、実際に浮気をされてしまった場合は、「頼むから、もう浮気はしないで」とすがりつく必要はない。さらに、今後の浮気防止効果が高いのは、ひどく怒るような態度よりも、「ふーん、そうなんだ」と何事もなかったかのように言い、実際に自分の趣味の時間を増やすくらいの余裕を持つことが望ましいのだ。「非常に難しいことなのですが、泣いたり怒ったりするよりも、無関心を装って過ごせる “余裕”というスパイスが女性にあると、男性はその女性を大切にしたいと思うようです」。(天野氏)

男女間の原始的な問題ともいえる“浮気”。浮気という定義自体も人それぞれ違うが、浮気をしたことを正当化するようなこれまた強気な相手がいるのも確か。どれほど相手を好きだったとしても、浮気は許さないという自分の主張を曲げてはいけないのだ。



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♡男に都合の良い恋愛映画 成瀬巳喜男「浮雲」と北野武「Dolls」♡

女性にウケそうな恋愛映画なら、たくさんある。別れたりくっついたり、取ったり取られたりというストーリーか、さもなければ「タイタニック」や「ゴースト/ニューヨークの幻」のように、ゲップが出るくらい男性に「守ってもらえる」ものが良いだろう。
だが少ないながら、男性にとって理想的とも言える恋愛映画も時にはある。成瀬巳喜男監督の1955年作品「浮雲」と北野武監督の2002年作品「Dolls」である。

困ったことに、この2作品は男性にとっての理想の恋愛を描いているので、必然的に女性に評判が悪い。
ストーリーは男にとっては艶かし魅力たっぷりの出会い系サイトを使う人妻達についての恋愛模様を描いてるので。
「浮雲」は当時のキネマ旬報で第一位を取った作品で、現在でも成瀬監督の代表作の一つであり、日本映画ベスト5を選定すると、かなりの確率でエントリーする作品だ。

しかし、もし選定委員の半数以上が女性であったら、かなり違った評価になるに違いない。

「浮雲」も「Dolls」も根底に流れる恋愛観には共通点がある。

男のだらしなさ、いい加減さ、そのくせ体面だけはつけたがる男の格好悪さと後ろめたさを全て許し、受け入れてどこまでもついてきてくれる女性と生涯を歩みたいという願望である。

ただし、いわゆるドン・ファン的な男なのではない。ごく平凡な男であって、基本的に誠実で純愛だけは貫いているところが、男の恋愛なのである。

林芙美子原作の「浮雲」では、主人公の男は妻がいながら愛人を囲い、その愛人の元から姿を消して、別の女と一緒に住んでいるという、とんでもない男である。

「Dolls」では、好きな女を捨てて社長令嬢と出会い、結婚した末に、その元恋人を自/殺未遂に追いやった男が、彼女と自分を赤い紐で結んで、どこまでも歩いていくというストーリーである。

しかし、どちらの男も純愛なのである。

こんな目に遭わされた女性はたまったものではない。だから鑑賞している女性はヒロインに感情移入することが難しい。

一方で、特に中年以降の男性がこれらの映画を見たら、うっとりすることは間違いないだろう。

北野武監督の「Dolls」のほうは、どこまでも歩いていく二人に、日本の四季の風景が映し出されるのだが、この色彩の美しさは目を見張るほどである。

日本の古い流行歌に「君は心の妻だから」という歌があるが、これらの映画も同様で、何も言わずに黙ってついてきてくれる心の妻を持てるのが、特に年配の男性にとって理想の恋愛だと言えるだろう。

男性の恋愛風景を知りたいという女性がいたら、ぜひこの2作品を鑑賞することをオススメしたい。もっとも若い世代の男性は違った恋愛風景を持っているので、中年男性と恋愛中の女性には参考になりそうだ。

なかなか結婚話が進まないと思っていたら、「心の妻」にされていたということのないよう、自衛のためにも有効だと思われるからである。